くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

柳宗理フライパン (東京都)


「鉄は素材の味をおいしくする。使った数が使いやすさに比例するフライパン。」

 

https://www.instagram.com/p/BIOKvX8DLBy/

Fly

・大きさと深さが何をするにもちょうど(2人分)

・蓋付き

・繊細すぎない

 

結婚式の引き出物カタログ。不要なものを選んでしまう失敗続きで、

初めてああ良いものを選んだと思えたのがこのフライパンだった。

ロングセラー、有名なのには訳があることを知った。

柳は設計図を書くのではなく、粘土で形を作りながら試行錯誤して、

鍋やボウル等の形を決めていったらしい。使い心地がよいのは身体感覚から

生まれた形故か。

しばらくして柳のステンレスボウルとザルを買ったら、これまた正解だった。 


ステーキ、トースト、天ぷら暖め、カレー、煮魚、卵焼き、麺を茹でる…

フライパンの概念にとらわれず何にでも使ったらよいのだ。

深さと大きさは1~2人暮らしには何とも万能。蓋がついているから更に万能。

結婚するまで雪平鍋とこのフライパンで事足りていた。

鉄ゆえに使った後は再度火にかけて油を馴染ませておかないと

錆びるけれど、タワシでゴシゴシ擦れる頼もしさは鉄ならでは。

たくましい男のフライパンだ。

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鉄の力で美味しくなる野菜。弱火でじっくり。オリーブオイル焼き

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唐揚げの温め。パリッと仕上がるし、余分な脂がじわじわ出てくるので

キッチンペーパーで拭き取る。少し焦げ目が付くまで。ごく弱火がポイント。

 

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たっぷり野菜炒めも鉄の力で美味しくなる。強火で火力を活かして。

(玉ねぎ大1個、人参1本、キャベツ6分の1玉)


テフロン加工のフライパンは扱いが便利だけど、

使った分だけ加工が剥がれて、劣化する。

鉄は使う分だけ油馴染みがよくなり、滑りがよくなる。

使う分だけ使い勝手がよくなる。そんなフライパンはそう簡単には捨てられない。

 

 

 

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